# 今回の題名、嘘ではありませんが、変。
# 具体的には……何だよ、「生まれて初めて」って。
↓ubuntu-vm-builderについてはこちら
http://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0061
参考にしたサイト
http://www.nongnu.org/qemu/qemu-doc.html
http://www.h7.dion.ne.jp/~qemu-win/qemu-doc-ja.html
http://alien.slackbook.org/dokuwiki/doku.php?id=slackware:qemu
特にこの辺↓
http://www.nongnu.org/qemu/qemu-doc.html#SEC37
http://www.h7.dion.ne.jp/~qemu-win/qemu-doc-ja.html#SEC28
#↑/proc/bus/usb と /dev/bus/usb の typo ?(3.9.2 の 3 の手順のところ)
$ chown -R 自分のユーザー名 /dev/bus/usb
などとし /dev/bus/usb 以下のファイルのパーミッションを変更するか、仮想マシンを root 権限で実行することで、ホストからゲストにUSB機器の制御を移せました。そうではない場合(一般ユーザー権限でkvmを実行し/dev/bus/usb以下のパーミッションに手をつけない場合)は/dev/bus/usb/hoge/fuga にアクセス権が無い等のメッセージが出てゲストからはUSB機器を利用出来ませんでした。
lsusbで目的のデバイスのIDを確認後、「-usbdevice host:hoge:fuga」をkvmのオプションに指定しても上手く行きますが、「-usb」のみkvmに渡してゲストOSを起動後 Ctrl+Alt+2 (←F2ではない) でQEMUのコンソールに落ち、「info usbhost」を実行、目的のデバイスを見つけた後、「usb_add host:hoge:fuga」とし、 Ctrl+Alt+1 (←F1ではない) でゲストOSに帰って、とする方が僕には使いやすく感じられました。

↑この例ではフラッシュメモリを使っています。ホストから半ば強引にUSB機器の制御を奪う感じでしたので、ホストでデバイスを利用中にゲストに制御を渡すようなこと(例えばホストでデータを書き込み中のフラッシュメモリの制御をゲストで奪うような)はしないほうが無難に思えました。
それにしても、KVM(QEMU)でゲストからホストのUSBデバイスが使えるのは新鮮でした。
< はじめての ubuntu-vm-builder で、はまったところ >
「……何か重い」
理由1:
ユーザーをグループkvmに加え忘れていた。
↓そりゃ重くもなる。
$ ls -l /dev/kvm
crw-rw----+ 1 root kvm 10, 232 2009-04-13 08:02 /dev/kvm
理由2:
メモリ割り当てが少なかった。
$ cat ./run.sh
#!/bin/sh
exec kvm -m 128 -smp 1 -drive file=disk0.qcow2 "$@"
↑ ubuntu-vm-builder のつくる ./run.sh はデフォルトでメモリを128MBしか割り当ててくれませんでした。これはデスクトップ用途には少ない量。
「……なんか変なエラー。キーボードの認識も変。」
qemu: warning: unknown keycodes `evdev(jp106)_aliases(qwerty)'
理由:
オプションの不足。kvmに渡すのに -k ja を加えたら幸せになりました。
$ ./run.sh -k ja
↓こちらを参考にしました。多謝。
http://znz.s1.xrea.com/t/?date=20090108
< その他 >
設定次第でサウンドも問題なさげです(サウンド回りはいじっていないのでこの節は当てずっぽうです)。
$env QEMU_AUDIO_DRV=pa ./run.sh --soundhw all
とかでどうだろう。
詳細は
$ kvm -soundhw ?
や
$ kvm -audio-help
でどうぞ。
全体的なことは
$ kvm --help
や
$ man kvm
で。
また、以下も参考にしました。
http://www.h7.dion.ne.jp/~qemu-win/Audio-ja.html
< 妄想 >
/usr/share/xsessions/ 以下に適当なデスクトップエントリをこさえてkvmをフルスクリーンモードで起動すればちょっとしたドッキリ。kvm終了と同時にセッションが終了するから、ゲストOSのシャットダウン=ホストOSでのログアウト。「えっ!Jaunty なのに Hardy ?」とか、「ひえぇ!Windows3.1だよぅ!」とか、エイプリルフールの仕込みに使えるかな。
< ぐふぅっ >
がー!遊んでないで溜まったTODO減らさにゃならんのに……何やってんだ自分 orz
1 件のコメント:
その後ネットを彷徨っているとこちら様に詳しい記事を発見。
http://www.geocities.jp/i_net_inoue2/index.htm?http://www.geocities.jp/i_net_inoue2/qvm_device.htm
やはり一番乗りは難しいですね :)
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